竹森俊平氏「世界デフレは三度来る」

田中先生のバーナンキ本(ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝)と同じシリーズの講談社BIZ最新刊として、竹森俊平氏慶應大学教授)の「世界デフレは三度来る」(上、下)が刊行されます。発売日は4月24日との事です。


月刊現代に連載されていた論考を取り纏めつつ、加筆された本だと思いますが、今から楽しみですね〜。



案内に出ている各巻の内容ですが、こんな感じです。

上巻の内容

魔性の怪物「通貨」をめぐる大河ドラマ。すさまじいデフレを起してまで金本位制を導入した松方正義の執念とは。名コンビの高橋是清井上準之助が決別した理由は何か。その剛胆な知性を生き生きと描く。


下巻の内容

規律と成長の狭間で苦悩した金融界の巨魁達60年代以降、経済政策はつねに政治の介入を受け、狂乱物価やバブル崩壊など多くの人災をもたらした。宮沢喜一三重野康を中心に日本の経済政策の迷走を検証。


竹森先生の論考を読むために月刊現代を購読していたといっても過言ではないのですが楽しみです。発売までに積読本を減らしつつ、じっくり本が読めると良いなぁ〜。

世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)

世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)

世界デフレは三度来る 下 (講談社BIZ)

世界デフレは三度来る 下 (講談社BIZ)