2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

浜田宏一・堀内昭義編『論争 日本の経済危機』を読む。

「失われた10年」に関する論考は様々な論者が様々な観点から議論しており、まさに百花繚乱の様相を呈している。このような状況から、様々な議論を整理した経済議論整理本ともいうべき書物も刊行されている。 経済議論整理本は、てっとり早く問題点を知りたい…

GDPの中身を見てみよう(消費)

少し時節にのっとった駄文を書いてきましたが、今日は少し趣向を変えてみようと思います。備忘的な側面が強いのですが、確認ということです。

マニフェストから思う

小泉氏が放つ刺客もかなり出そろってきた模様です。新規立候補者の公募をしたところ700人以上の応募があったとのことですが、やはり政治に対して関心が高まってきているということの証左なのでしょうか。知り合いの方も数名立候補されるのでその方々には…

量的緩和策について

2001年3月に量的緩和策が導入され、既に4年以上が経過しています。昨日の投稿で量的緩和策について少し述べたので、その点を手がかりに考えてみたいと思います。ご存じの方も多いと思いますが、そこはご勘弁下さい。

外国人労働者受入れの経済的影響

今日は少し毛色が違いますが、外国人労働者の受入れについて書いてみたいと思います。 1.背景まず外国人労働者の問題が生じてきた背景は大きく2点あると思います。まず対外的な要因です。1990年代以降世界各国ではFTAの締結による地域的な結びつきが高ま…

郵政民営化の是非

「改革と展望」の経済シミュレーションについて書くつもりだったのですが、衆院解散の事態となり今後小泉内閣がどうなるかわかりませんので、またの機会に書きたいと思っています。ともあれ、小泉氏が「郵政民営化」が争点だと言いだした事、自民党造反議員…

日々一考と言いつつも・・。

日々一考と言いながら、5月末日からこの方ずっと放置状態になってしまいました。こんなことではいけないですね(^_^;)先日投稿した小泉内閣についての議論から、あれよあれよという間に郵政民営化法案が参院で否決され、衆院解散という事態になってしまうと…