2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
メモ代わり。週末時間があればこの辺りをネタにして何か書くかも。・John N Muellbauer,"Time for unorthodox monetary policy" (http://www.voxeu.org/index.php?q=node/2622)・Peter Auer,Raphael Auer and Simon Wehrmüller,"Assessing the impact of the…
神門(ごうど)先生の著作。少し前の本ですが、日本の農業(消費者、生産者、行政含む)の問題点が活写されておりとても興味深い本です。農業問題に興味のある方は是非読むべき本でしょう。たまにはマクロ経済の話ばなりではなく食料自給率の話題とか通商政…
1.25日に発表された凄まじいFRBの金融対策の概要*12.(並べるのはご迷惑かもしれないが)それに関連して岡田さんのロイター論説*23.タイミング良く報道された白川総裁の量的緩和策に関する発言*3 以上の三つの報道・論説を併せ読んで私が感じたのがエントリ…
NB onlineに竹森教授と若田部教授の対談が掲載されているのは既にエントリしたとおりだが、今回はその中で印象的な箇所を中心に纏めつつ私見を交えて感想を書いていくことにしたい。もう日も大分経ってしまったので御読みの方も多いだろうが、「読ませる」内…
浪川氏の書かれた『前川春雄「奴雁」の哲学』を早く読みたくて本屋に行き購入。合わせて新刊の『「失われた十五年」と金融政策』も購入。 『前川春雄「奴雁」の哲学』は韓リフ先生のご紹介にもあるとおり、第二次オイルショックの際の迅速な金融引締めを実現…
忙しくて読めていませんが、メモ。私のような人間にとっては涙物の対談ですね〜。後で感想書こうと思います。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20081119/177719/
本日付けの朝日新聞でクルーグマン教授が記者会見を行った際の記事が報告されている。既にご覧の方も多いだろうが、まず指摘すべきは、なぜかは分からないが、「大不況克服へ巨額財政出動せよ」というタイトルは記者会見の内容からは不当であるという点だ。…
1.各指標の整理 本日、ESRIから2008年の7〜9月期のGDP速報値が公表された*1。実質GDP成長率は−0.1%、名目GDP成長率は−0.5%となっており、2008年4〜6月期と比較すると下げ幅は小さくなっている。 内需・外需の寄与度でみると、7〜9月期の実質GDP成長率にお…
匿名の方からはてなポイントを頂きました。今気づきましたが御礼が遅くなり申し訳ありません。ありがとうございますm(@)m
中々時間が取れないことと、ある知識人に関する頁に本書で記載されている別の知識人を見つけるとその知識人についての頁を合わせ読むということをしているせいなのか、はたまた私が無知なだけ(最もこちらが可能性が高い)なのか、毎晩牛歩の如く一頁一頁を…
マイミクの方から教えていただきました*1が、経済関連で31位、economyだと26位、原田さんの論説を紹介したことがきっかけだと思いますが医療で28位という結果。エントリするネタの蓄積は進んでいる・・・と言いたい所ですが、また徐々に書いていければと思っ…
IMFのワーキングペーパーとして最近出たもの。VOX EUでも言及されていましたね。まだ熟読できていませんが、1970年から2007年までの金融危機の特徴(危機が生じる前の経済状況、危機が生じた際の政策対応、危機のインパクト)についてデータベース化して整理…
※方法論等についてはこちらをご参照ください。同じネタでスミマセン。昨日、我が国の実効為替レートの値(10月分)が公表されました。以前のエントリでは2008年9月までの値を元にして名目実効為替レートの対前期比変化率を実質実効為替レートの変化の寄与と…
経済関連の積読本を読み終えたら、手にとってみたい一冊。粕谷氏の著作ですと河合栄治郎に関する本(『河合栄治郎 闘う自由主義者とその系譜』、日本経済新聞出版社)を随分前(高校生くらいの時)に読んだ記憶があったのですが、これって発売されたのが1983…
(その1)では第一部の内容を敷衍しつつ、著者の議論をもとにしてバブルを生み出す背景にある動学的効率性が満たされない状態(成長率>投資収益率)とは、成長率が金利(長期金利)を上回るという事態を意味しており、さらに金融緩和策は経済を動学的効率性…