2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
楽しみにしていたスキデルスキーの最新作。原題はKEYNES:THE RETURN OF THE MASTERなわけですが、この題名からはヨーダを連想するのは仕様でしょうか。第二章あたり(淡水と海水とか、現代的なマクロ経済学への批判的視点の議論)あたりから段々と本領発揮な…
さて、吉川先生+ESRI編集の第2巻を以前紹介したと思ったら、あれよあれよという間に5巻まで刊行されているこのシリーズですが、3巻、4巻、5巻も勉強になります。3巻についてはどこかに書いたかもしれませんが、意外とマクロ的な話題が重視されている…
各種書評でも取り上げられていた『ヴィーコ』を購入しようか迷ったのですが、やはりこちらを先に読みましょうか。積読本だらけですが(笑。 自由主義者ということでまず僕の頭に浮かぶのは、本書で取り上げられている河合栄治郎、そして小泉信三なのですが、…
随分前に読んで景気循環論の面白さを感得した嶋中さんの著作が日経ビジネス文庫として再刊されました。 この本が出されたのって昭和62年・・ということは1987年か。もう23年前になるのですね。当然ながら、販売された段階では自分は読んでいないわけですが、…
1月下旬で楽しみなのは、R.スキデルスキー『なにがケインズを復活させたのか?』(日本経済新聞出版社)です。洋書で購入しようとしていましたが、思いとどまって良かった。あれやこれやでいろいろとやることが一杯ですが、できるだけ自分の時間を確保でき…
結構日が空いてしまっていますので、何を紹介したのか忘れていますが、年初から順調に積読本が溜まっているところです。 取り上げたいのは五冊。まずは高橋洋一・竹内薫両氏による、『鳩山由紀夫の政治を科学する』(インフォレスト)です。これを読むと、民…
やっとコードネーム:デフレ本の修正が一通り終わり、出版社様から依頼があった書籍紹介文も書き終えました。2月半ば頃には書店に並ぶかと存じますが、ご参照頂ければ幸いです。数日でさっと読める本では正直ないと思います・・・(そうあって欲しいけど、…