松井慎一郎『河合栄治郎 戦闘的自由主義者の真実』

 各種書評でも取り上げられていた『ヴィーコ』を購入しようか迷ったのですが、やはりこちらを先に読みましょうか。積読本だらけですが(笑。
自由主義者ということでまず僕の頭に浮かぶのは、本書で取り上げられている河合栄治郎、そして小泉信三なのですが、作者の『戦闘的自由主義者河合榮治郎』を読んで感銘した身としてはやはり手に取りたい一冊。
 大正デモクラシーから昭和に入っていく状況を思想的な側面と経済的な側面で捉えていくと、両者の動きは現代に重なりうるのではないか、とぼんやりと考えたりもしますが果てさて。

河合栄治郎 - 戦闘的自由主義者の真実 (中公新書)

河合栄治郎 - 戦闘的自由主義者の真実 (中公新書)