2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

経済学を勉強する過程で印象深かった書籍(番外編)−「あの人」について−

自分が経済学をなぜ学ぶようになったのか。無論、漠然とながら戦後の我が国を育んできた高度経済成長と呼ばれる現象を理解するための道標となるものを得たかった、もしくは「エコノミック・アニマル」と当時呼ばれた我が国を構成する主要要素としての経済と…

生存証明

このところ非常に忙しく、仕事以外のことが中々不可能な昨今でございます。4月になったら少しは暇になると思うのですが、今後のエントリ見通しなどを。

量的緩和解除について(追記)

ということで再度追記です。 既にラスカルさんの備忘録 がありますので、新たな政策枠組みについて一々纏める必要はないのですが、また今後の見通しについては田中先生のエントリ がありますので一々纏める必要はないのですが・・。と言い訳をしたい気持ちを…

量的緩和解除決定

NHKの一報です。http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2006/03/09/t20060309000099.html http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2006/03/09/k20060309000102.html ついに解除されるようですね。感想は又後程追記させて頂きます。 (追記)3/10 0:23追記する時間があ…

米倉茂氏「落日の肖像−ケインズ−」

たまたま本屋に立ち寄った際に気になったので買ってみました。(表紙のケインズの肖像画が好きだという理由もありますが・・) 晩節のケインズはこれまで語られていない、ブレトン・ウッズ体制の構築においてケインズが果たした役割を元にしてケインズを経済…

野口旭氏「エコノミストたちの歪んだ水晶玉」

ということで、私も早速購入。野口先生の新刊ですね。ざっと「はじめに」だけを読んだだけですが、前半部分が書き下ろし、後半部分がhotwiredで連載されていた「ケイザイを斬る!」の論説ですね。いや〜。これは面白そう。 読み終わったら書ける範囲で読書感…

貿易円滑化措置に関する実証分析のメモ

貿易円滑化措置(trade facilitation)とは、貿易を円滑に進めるための措置を指しています。具体的には、不必要な貿易上の負担の撤廃、輸入手続の簡素化・効率化、国際規格・基準への整合化、検査データの受入れ、規格・基準の明確化、国内制度の透明性の確…

2006年3月、4月の量的緩和解除に反対します。

巡回先のブログで話題になっておりますので、意思表明などを。ニュース等でもご存じの通り、日銀の量的緩和解除の動きがさかんに展開されています。1月の消費者物価指数(コア)が前年同月比0.5%となり、昨年10月以来プラスとなっていることをうけてのこと…