やはり野戦色の強い研究所が・・。

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060907)をご参照のこと。

今朝のテレビ(テレ朝?)でも出演されていましたが、ミスター波及効果氏が早速波及効果の推計をされていたようですね。(そして門倉氏も)お祝いムードですし良いんでしょうか。素晴らしい限り。

以下無粋なコメントですが・・。

 産業連関表の使い方として、日本はとにかく波及効果一本でいくというのがまだまだ主流です。我が国の産業連関表は他国と比較しても詳細な部門分類、推計の丁寧さ、それを支える一次統計の豊富さ、そして公表されている種類の多さ(全国表5年おき、簡易延長表、地域内表、地域間表*1、そして47都道府県表、政令指定都市表で5年おきに公表されている国なんてないでしょう)が魅力です。産業連関表自体はCGEモデルといった一般均衡分析こそその威力を発揮すると思っていますので今後はそういった形での使用が進むと良いですね。

*1:直近は公表されていないですが、おそらく公表される筈です