上半期経済書ベスト5

 今年ももう6月終わりですねぇ〜。ということで、上半期経済書でよかったものを挙げておきます。
 今年前半は失われた十数年についての考察本が相次いで刊行されましたが、林先生が中心となった一連の著作はベンチマークとして意味があると思います。僕も勉強させていただきました。小野理論本(「不況のメカニズム」)も興味深い著作でしたね。あとは国際経済ネタを扱った書籍も良書がありました。スティグリッツの「フェアトレード」、(このくくりで良いかは分かりませんが)安達さんの「円の足枷」等も良書でしょう。経済を含む幅広い観点にたった著作という意味では原田さんの「日本国の原則」が一押し。

 ということで、

 1位:原田泰 「日本国の原則」
 2位:林文夫他「経済停滞の原因と制度」、「経済制度設計」、「金融の機能不全」
 3位:安達誠司「円の足枷−日本経済「完全復活」への道筋」
 4位:スティグリッツ・チャールトン「フェアトレード 格差を生まない経済システム」
 5位:小野善康「不況のメカニズム」

 としたいと思います。下半期も良い本に出合えるといいですね。

 あと余談ながら、最近キリスト教関連の本を読んでまして、歴史&発掘もの好きな自分としては早速以下の書籍を読んでます。中々面白いです。テレビ放映は見逃してしまいましたが・・・。

 

キリストの棺 世界を震撼させた新発見の全貌

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