設備投資減速?

 纏まったものが書ける時間的な余裕がないので雑感のみ。内閣府が公表した7月機械受注額の動向が前月比マイナス16.7%となりました。今般の景気拡大の牽引役である設備投資の先行指標の減少を受けて、景気の先行きが心配されます。外需の伸びが一巡したことも考えると、さらに景気後退の可能性もありえますが、一方で好調な企業収益を背景に設備投資の大きな減少は生じない、との見方もあります。
 経済指標が微妙な局面に入りつつあるときこそ、経済政策の効果が大きく影響すると思いますが、小泉以後の政権の動向、そして日銀の政策判断がどう影響するのか、注意深くみていく必要がありますね。