橘木俊詔「格差社会 何が問題なのか」、岩田規久男「「「小さな政府」を問いなおす」、中野雅至「格差社会の結末 富裕層の傲慢・貧困層の怠慢」

 このところ格差社会に関する論考が相次いでいますが、やはり橘木先生のこちらはチェックする必要があるかと思います。統計のくせ、所得格差に関する考え方、格差社会是正のための処方箋について書かれています。岩田規久男氏の最新刊「「小さな政府」を問いなおす」とあわせて要チェックですね。あとは近刊ですと、中野雅至氏「格差社会の結末 富裕層の傲慢・貧困層の怠慢」もありますが、こちらは少し発言が穏やかじゃないなぁ・・・という印象。あとは海外からの安価な製品の流入が格差に繋がったという記述もあり??な箇所もありますね。これ以上の感想はこれら三冊をちゃんとチェックしてからにしますかね。

格差社会―何が問題なのか (岩波新書)

格差社会―何が問題なのか (岩波新書)

「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書)

「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書)