森永卓郎「悪女と紳士の経済学」他

 森永氏の名(迷)著。*1僕の中では恋愛経済学といえばこちらですね。ロジックがきちんと整理されていない箇所もあるのかもしれませんが、まさに恋愛経済学の分野での「国富論」に相当するというと言いすぎでしょうか(汗)。でも面白いアイディアがいっぱいです。*2
 愛の終着駅?たる結婚についての考察は「<非婚>のすすめ」につながり、愛の新しい形については「萌え経済学」に繋がり、「楽しく生きる」という選択肢は「300万円時代を生き抜く経済学」に繋がる・・と後の書籍で展開されている論点を含む本です。

<非婚>のすすめ (講談社現代新書)

<非婚>のすすめ (講談社現代新書)

萌え経済学

萌え経済学

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学 (知恵の森文庫)

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学 (知恵の森文庫)

*1:本の紹介で迷著と書かれる本も珍しいです(笑)

*2:余談ながらオフィスラブ(死語)の恋愛本構想はどうなったんでしょうか・・