「無風状態」の10月金融政策決定会合

 10日、11日の予定で審議されていますが、有力「日銀ウォッチャー」15人全員が現状維持。結構珍しいんでしょうか。ECBは現状維持路線、FRBは利下げするか五分五分と見るむきもありますが、私は利下げを行うとみています。以上の海外状況を踏まえつつ、芳しくない個人消費や中小企業関連統計、住宅投資の落ち込み、動きの鈍いCPI・・といった指標をみていくと本年中の利上げは厳しい。FRB金利を据え置いたとしても国内経済の動向を考慮すれば利上げは無理でしょうね。国内経済指標が底堅い状況を見てから、利上げを決定しても十分かなぁというのが感想です。ということで来年度以降でしょうね。