小林正宏・大類雄司「世界金融危機はなぜ起こったか」
小林・大類両氏による世界金融危機に関する書籍。今年の10月までに生じているイベントについて的確に整理がなされていると感じました。世界金融危機と97年のわが国の金融危機とをどう考えるのか、今般の米国の金融政策をどう評価するのか、今後の世界経済はどうなるのか・・などという話を整理しつつ考えるためには良い材料を提供してくれる本だと思います。
世界金融危機はなぜ起こったか―サブプライム問題から金融資本主義の崩壊へ
- 作者: 小林正宏,大類雄司
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (7件) を見る