2006-07-18から1日間の記事一覧

伊東光晴『現代に生きるケインズ−モラル・サイエンスとしての経済理論』を読む

本書は「一般理論」刊行から70年が経過した現在において、何が問われるべきかを論じた本である。言うまでもない事だが、著者は我が国のケインズ研究の第一人者であり、岩波新書としては40年前に「ケインズ−新しい経済学の誕生」を著している。また宮崎義一氏…