三輪芳朗、J.マーク・ラムザイヤー『経済学の使い方』

 産業政策について考えるのならば、三輪先生とラムザイヤーの一連の著作は欠かせないでしょう。ということで今月刊行されていたのでご紹介。まず事実をきちんと把握するにはデータに問いかけてみることが重要であるという視点も重要。傾斜生産方式が有効に機能したのかについては興味深いテーマだと思います。実際に政策に携わる方はこれを読んでどのような感想を抱くのでしょうかね。そちらも興味あります。

経済学の使い方―実証的日本経済論入門

経済学の使い方―実証的日本経済論入門

 
 あと三輪先生のHPでは、参考文献の一部が読めるようです。(といいますか丸々本全部っていいんですかね(笑))嗚呼、有難やネット人生。

 http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~miwa/Use-front.htm