城山三郎氏死去

 当ブログでも取り上げましたが、城山三郎氏がなくなりました。ご冥福をお祈りします。


 やはり城山氏の著作の中で僕が好きなのは、以前読書感想文で取り上げた「花失せては面白からず」でしょうか。他にも色々ありますが、城山氏のモチーフの一つとして戦後、戦前のイデオロギーからいかに人は変わっていったのかというものがあったのだと思います。無論、「男子の本懐」や「落日燃ゆ」といった戦前の人を追った著作についても(描写の仕方はさておいて)名著が多いですね。

落日燃ゆ

落日燃ゆ

男子の本懐

男子の本懐

雄気堂々(上) (新潮文庫)

雄気堂々(上) (新潮文庫)

雄気堂々 (下) (新潮文庫)

雄気堂々 (下) (新潮文庫)

官僚たちの夏 (新潮文庫)

官僚たちの夏 (新潮文庫)