林良造・荒木一郎(監修)「日米FTA戦略」
最近米韓FTAが合意したという報道もなされましたが、我が国にとって政治的・経済的に重要な国として米国を欠く事は出来ないでしょう。本書は2005年秋から監修者を中心に始められた日米FTA研究会の議論を纏めたものです。我が国政府が構想している人・資本の移動を含むEPAを最も有効に働かせることが出来るのは日米FTAだと思います。アジアの中での中国の位置づけをどうみるかという視点に立てばAPECFTAの可能性もあると思いますが・・。
ともあれ、興味深い論点が纏まっています。勉強になりそうです。(いつになるか不明ですが、感想を書く予定)
- 作者: 日米FTA研究会,林良造,荒木一郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/04/13
- メディア: 単行本
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