中尾武彦「アメリカの経済政策 強さは維持できるのか」

 本屋で偶々見つけた一冊。ここ十年の日米経済の格差の拡大は数字で確認すると明らかなのですが、本書はその意味するところを分かり易く論じています。後段の米国マクロ経済政策の評価や米国金融セクターに対する経済政策あたりが興味深いところだと思います。ざっと読めそうな感じです。

アメリカの経済政策―強さは持続できるのか (中公新書)

アメリカの経済政策―強さは持続できるのか (中公新書)