フレッケンシュタイン・シーハン「グリーンスパンの正体 2つのバブルを生み出した男」

 中々面白く・興味深い論点を含んだ本です。90年代の米国経済の力強い成長を可能にさせたグリーンスパンの金融政策が結局は現在のサブプライムローン問題の温床ではないのかという批判は問題の深刻化とともに大きくなっているわけですが、本書はグリーンスパンの発言を丹念に追いながら検証を行っているというものです。個人的には「グリーンスパン・プット」の是非が議論される米国がうらやましいとも思ったりしますが(笑。出来れば感想を書きたいところです。

ク゛リーンスハ゜ンの正体-2つのハ゛フ゛ルを生み出した男

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