竹中平蔵「闘う経済学 未来を作る「公共政策論」入門」、リチャード・ブックステーバー「市場リスク 暴落は必然か」

 

 まずは竹中氏の新著。大学の教科書との事ですが、どちらかというとご自身の強みの一つ(政策形成に携わったこと)を前面に出しながら経済理論の解説を行いつつ公共政策を論じる本という印象。纏まっているので気軽に読めます。

闘う経済学 未来をつくる[公共政策論]入門

闘う経済学 未来をつくる[公共政策論]入門

 ブックステーバー「市場リスク暴落は必然か」は、「サブプライムを予言した本」ですが、こういった市場の話を中心にした書籍って読み出すと止まらなくなるので個人的には危険ですね(笑。

市場リスク 暴落は必然か

市場リスク 暴落は必然か