Voice6月号

 何かと面白い今月号のVoiceですが、既に田中先生が書かれていますね。(http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090511)余力があれば別途エントリしたいところ。
 安達さんの論説vs民主党大塚氏の論説に限らず、対照的な論説が折り込まれていますので、何が納得できるものかを検討するのも一興でしょう。しかしこれは本当に玉石混交だなぁ・・・。
 以前からブログにも書いているように今回の選挙で民主党が政権を奪取するという可能性には疑問を呈しているわけです(数的に過半数取れるほど大勝利になるの?とか)が、現行政権との対立軸を作ることは実は容易なのではないでしょうかね。それは思い切ったリフレーション政策を行うことです。デフレがより明確な形で現れつつある事実を見れば尚更でしょう。ただ、なぜか民主党自民党以上に日銀寄りなのが訳分かりませんねw 円の価値を高めて国内経済はめちゃくちゃになっても良いのでしょうか。それこそまさに昭和恐慌時の井上準之助の発想(金融資本家による国際主義)そのものですがw 実のところ問題は、こういった主張をする人々がご自身の主張の持つ意味を理解した上で発言していないのではないかなどとも思うこの頃です。

Voice (ボイス) 2009年 06月号 [雑誌]

Voice (ボイス) 2009年 06月号 [雑誌]