松尾匡「商人道ノススメ」

 公開はだか祭りも行われる(笑、松尾先生の新著。これは読まねば・・ということで早速手配しましたが、楽しみだなぁ。積読本の整理も含めて色々頑張らナイト。

(追記)本日到着しました。内容については全くの門外漢ですが、本書を纏められるにあたって非常に苦労をされているのが「はじめに」を拝読した限りでもうかがわれます。僕が共感を抱くのは、「「はだかの王様」の経済学」でも「おわりに」で著者の松尾先生が論じられていましたが、戦後の混乱期を必死に生き抜きそして今日の時代を作り上げた祖父母や両親への感謝の思いです。
 勿論、現在も当時と変わらず様々な矛盾を内包しながら時代は移り変わっていくわけですが、「豊かさ」の獲得という現世代への贈り物を見逃すことは出来ないでしょう。戦後社会を否定することはたやすい訳ですが、しかしそれは安易に過ぎるし、惹いては問題の矮小化をもたらすのではないかとも思います。既に与件として存在するものを攻撃することは無意味ですし。現在の問題や矛盾はあくまで現世代の努力により漸進していくべき問題で、決して懐古趣味や特定のイデオロギーへの傾斜により解が得られるものではないと思います。
 最初からじっくり読んだ上で、出来れば感想をアップしたいところですが・・・ヤバイ、オモシロスギル

商人道ノスヽメ

商人道ノスヽメ