2006-07-20から1日間の記事一覧

 木村元彦「オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える」

新しい日本代表監督に就任するオシム氏の半生を綴った本。3時間程で一気に読めました。名将と呼ばれる人に潜むのは自分が得た経験・知識を選手に伝え、納得させるという行為の背後に選手への愛情があるという点でしょう。4年後の日本代表が「戦う集団」と…

「現代に生きるケインズ−モラル・サイエンスとしての経済理論」を巡って

先日投稿した伊東光晴氏の最新刊に関する読書感想文の中で、近年のマクロ経済政策についての記載箇所は事実誤認だろう(期待の果たす役割の無視)、所謂「ルーカス批判」以降のマクロ経済学の動向についてどのような感想を持たれているのか、と書いた訳です。…