木村元彦「オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える」

 新しい日本代表監督に就任するオシム氏の半生を綴った本。3時間程で一気に読めました。名将と呼ばれる人に潜むのは自分が得た経験・知識を選手に伝え、納得させるという行為の背後に選手への愛情があるという点でしょう。4年後の日本代表が「戦う集団」となってワールドカップに戻ってくることを期待せずにはいられませんね。