2007-05-01から1日間の記事一覧

海音寺潮五郎「天と地と」を読む。

武田信玄の話題からふと永遠の好敵手だった上杉謙信の話を読みたくなり、「天と地と」を手に取ったわけです。本書は謙信の父親である長尾為景の話から始まり、謙信の生き様が語られていきます。こちらも面白い。天と地と 上 (文春文庫)作者: 海音寺潮五郎出…

池波正太郎「真田太平記」を読む。

文字通り大部の著作であり、一言では言い表しがたい読後感があるのですが、武田氏が滅亡した後にどのように生き残るか腐心した真田昌幸、信之、幸村の生涯を描いた本です。信長、秀吉、家康といった天下人の中にあって、一国一城をどのように守りきるのか、…