OECD Economic Outlookの見通し修正

 最近の米国住宅市場の低迷に伴う下振れ要素を加味して、米国のGDP成長率は下方修正されてますね。各国の経済状況が効果的なチャートで纏められているので、図だけを見ていても理解が進みます。

 例えば、他国と比較した我が国の経済状況として印象的なのは、11頁の物価動向についての日米欧比較*1とか、12頁の円安の進展を示すグラフ、そして13頁以降の米国住宅市場動向と各国の株式市場動向、あとは18頁の名目長期金利、実質長期金利、期待物価でデフレートした実質長期金利の日米欧比較でしょうか。

http://www.oecd.org/dataoecd/19/31/36223876.pdf

*1:目盛りのとり方が米欧と日本では異なることがポイント(涙