エコノミストの分析能力

 吉岡さんのブログから(http://pokemon.at.webry.info/200709/article_16.html)。取り急ぎ雑感のみですが、このところの景気指標の動向をどうみるのか?という点は仰るようにエコノミストの力量が問われるところだと思います。否定的に解釈すると、元々弱い景気動向サブプライム話でさらに増幅されるとの見方もあり得ますが、さてどうなりますか。ちょっとこのあたりは時間があればエントリしたいところです。
 法企の設備投資が大きく減少した理由は他の統計指標を合わせて考えないと実態はつかめないんでしょうね。法企自体が対象企業が大企業寄りですし。そんな限定下で統計をみると、設備投資が減少している産業はサービス業全般と食料品・化学・石油・石炭ですか・・。そして1億円未満の企業の動向が悪いという感じですね。素材や食料の価格上昇が中小を中心とした企業の業況予想を後退させ設備投資を手控えつつあるとも読めますが、計画ベースの統計も含めてみてみないとはっきりしたことはいえないかもしれません。そしてブレが大きい機械受注・・。
 こんなときは景気探偵の御言葉を参考に分析してみるのも一興だと思いますが・・。肝心のネタがリンク切れだ(泣)。あとは、ラスカルさんがブログで書かれていたお話も気になるところですね。