ジャン・ティロール「国際金融危機の経済学」

 Tiroleによる第六回パオロ・バフィー金融財政講義(於イタリア中央銀行)の模様を訳した書籍。先日読書感想文を書いた竹森先生の新著、及びスティグリッツの書籍の良い交通整理になりそうだと思い購入しました。内容はというと新興市場における金融危機の発生・影響といった分析から始まり、IMFの任務及びガバナンスはどうあるべきかについて考察が進められています。纏まっているので分かり易いですね。

国際金融危機の経済学

国際金融危機の経済学