根岸隆「経済学の理論と発展」
先日取り上げた丸山先生の書籍と合わせて、落ち着いたら読んでみたい根岸先生の一冊。このところミクロ経済学の話題とも疎遠になってしまったなぁ・・・少しブラッシュアップしないとと思いつつ、昨今のマクロ経済の動向を見るにつけて後回しになってしまうこの頃の状況。先生の経済学史の講義は懐かしいなぁ。
目次:ミネルヴァ書房の書籍情報から
I 古典派経済学 揺籃期の経済学
1 アダム・スミスの分業と構造的変化
2 アダム・スミスと不均衡経済理論
3 ミルはソーントンに如何に答えるべきであったか
4 国際貿易理論史上の二問題
II 限界革命 現代経済学の先駆
5 チューネンはなにを最大化したのか?
6 クールノー入門
7 マーシャルは生産者余剰を忘れたのか?
8 マーシャルの部分均衡論と生産者余剰
III 日本の経済学 輸入から輸出へ
9 二十世紀の日本における一般均衡理論
10 一橋におけるマーシャル研究
11 柴田敬と勢力対市場の問題、ひとつの補遺的覚書
12 森嶋通夫教授と投資関数
IV 自分史 偉人たちとの対話
13 均衡の安定性:四十余年後の回顧
14 初期根岸定理の気がつかなかった先行者たち
あとがき/人名索引/事項索引/初出一覧
- 作者: 根岸隆
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 単行本
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