一海知義『漢詩入門』

　段々オッサンになりますと、長い人生を通じて楽しめる趣味のようなものを持ちたくなるものです。趣味といえばいろいろあるわけですが、どれもこれもそれなりにお金がかかりますしこのご時勢できるだけお金がかからず、新しいことを勉強したいと思ったりもして漢詩について下手の横好きですが少し学んでみようと思った次第。まだまだ仕事しないと食べていけませんので無理ですが、将来の楽しみのために少しでも物を知っておくと面白いかなぁなどと感じるわけです。

　一海先生のこの入門書はアマゾンのレビューによれば、「漢詩を理論的に理解する最適書」とありますので、理屈として理解するのが生にあっている自分にとってはすばらしい書物のような予感がします。経済でもそうですが知ったかぶりが最も有害であるのは身にしみていますので気長に理解していきたいです。いつか漢詩を自作できるようになると素晴らしいだろうなぁ。早めにあきらめて一海先生のエッセイを楽しむという選択もありですが、ここは一つ目標を高く持とうと思います。

漢詩入門 (岩波ジュニア新書)