今こそ癒し（リフレ）が必要な時なのです。

　リフレ政策とは「経済へのリフレクソロジー」です*1。デフレにより硬直化した経済をマイルドなインフレにより優しく揉み解し、活性化させ、癒しを与える政策です。そして、癒しの対象は経済の担い手である我が国の人々全員に向けられているのです。
　勿論癒しばかりでは駄目です。地道に頑張る行為*2も時には必要でしょう。でも忘れてはいけないことがあります。過去10年以上もの長きに渡り、我が国は経済停滞によって疲弊してきたということを。疲れているときに地道に頑張っても本来の力が出せる筈もありません。そしてそのことで自信を無くすべきではないのです。
　我が国の現状は、必死の頑張り*3と幸運にも外国からの後押し*4で少し経済には日の目が差したかに見えます。しかしデフレという状態に陥っている限り、その頑張りは十分に生かされません。そして頑張っても力が出せないのは根性が足りないからではなかった*5ということも私達は知りました。
　今ここに至って、更に頑張るという*6選択もあるかもしれません。でも冷静に考えてみて欲しいのです。頑張りすぎたことで疲れてはいませんか？これまでの成功を支えてきた大事な人達の事、恩義ある人達の事を見過ごしてはいないでしょうか？
　外国からの後押し頼みでは折角の頑張りも長続きはしないでしょう。そろそろ、硬直化した経済に癒しを与え、皆がその恩恵を受ける時なのです。これからより頑張らなくてはいけない時*7だからこそ、そうすべきなのです。それがリフレ政策なのです。

　ということで、ささやかではありますが、私はリフレ政策を全面的に支持します。

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