フリードマン・シュウォーツ『大収縮1929−1933』、原田泰『日本はなぜ貧しい人が多いのか』、高橋洋一『恐慌は日本の大チャンス』

ご他聞にもれず忙しい時に限って面白そうな本が沢山出てくるわけですが(汗、ここ2週間くらいかけてこちらの三冊を読んでみる予定。

一冊目はフリードマンとシュウォーツの「大収縮1929−1933」。英語版の方は、実のところpdfファイルで読めてしまったりする(確認した限りでは同一の内容)のですが、日本語版があると便利ですね。じっくりと読みたいところです。

大収縮1929-1933「米国金融史」第7章 (日経BPクラシックス)

大収縮1929-1933「米国金融史」第7章 (日経BPクラシックス)

二冊目は原田さんの新作。本書の元となったNIKKEI BIZ PLUSのコラムは毎回更新されるたびにチェックしているのですが、まさに原田さんの真骨頂とでも言うべき内容ですね。以前読んだ筈が、こう見ますと新鮮ですね。どれも興味深く面白い話題なのですが、個人的には5章及び6章の話題が特に興味深かったですね。

新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学

新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学


三冊目は、本屋に寄って存在を確認し、ビックリ&即買した高橋さんの新作。楽しみにしていたのですが、やはり面白い。様々な内容がてんこ盛りの一冊ですね。僕は麻生政権よりも、鳩山政権こそ、昭和恐慌を引き起こした浜口内閣と酷似していると思いますが、さてどうなりますか。

恐慌は日本の大チャンス  官僚が隠す75兆円を国民の手に

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